基本コンセプト

「心理アセスメントを基盤とする学習支援。」

これが、基本コンセプト。

 より学習支援につながるKABCーⅡを基本検査とします。KABCーⅡは、3~18歳まで対応しています。ですので、発達相談室カメの歩みの対象を3~18歳とします。

 KABCーⅡは、認知検査と習得検査から構成されています。つまり、認知能力と学力のバランスをみることができます。認知能力と学力のバランスがとれている状態をバランスアチーバーと言います。これに対して、認知能力より学力が上回っている状態をオーバーアチーバーと言います。逆に認知能力より学力が下回っている状態をアンダーアチーバーと言います。どの状態なのかをまず調べます。

 認知検査は、同時処理尺度、継次処理尺度、計画尺度、学習尺度を調べることができます。得意な学習スタルが何かを見いだし、具体的な支援方法を構築する訳です。

 習得検査は、国語算数の基礎学力を調べることができます。国語算数の分野ごとの強弱を見いだし、具体的な支援方法を構築する訳です。

 もちろん、KABCーⅡですべてが分かる訳ではありません。場合によっては、WISCに代表されるウェークスラー系が必要な場合も出てきます。これも、幼児用、子供用、成人用の3検査すべてをそろえてあります。ですので、3~18歳まで対応できます。19歳以上でも大丈夫です。さらに、注意や実行能力に問題がある場合は、DN-CAS検査も用意してあります。こちらも、3~18歳まで対応しています。

発達相談室カメの歩み

静岡県駿東郡清水町の民間の発達相談室です。 心理検査に基づいた客観的なデータを元に、子供の困り感に寄り添った支援を実施します。 その子の成長の手掛かりとなる強み、緊急にフォローが必要な弱みをまず洗い出します。 本人がすでに知らず知らずのうちに実施している困り感への対処を価値付け、自分自身で勇気を持って、前に進んでいけるよう勇気付けていきます。